三井住友マスターカードは、三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードのひとつです。
三井住友といえば、多くの方がVISAカードをイメージされるのではないでしょうか。ただ、マスターカードも基本的な機能、国際的なブランド、信頼性やステータスなど、VISAカードと同じです。しいて違いを挙げるなら、使える店舗がエリアによってはあるかないかというくらい。いずれにせよ、利用者の口コミ評判の高いクレジットカードです。
三井住友マスターカードは万能型で、1枚持っていればほとんどのサービスが利用可能です。三井住友と言えばVISAカードのイメージがありますが、マスターカードはVISAカードと比べて付加サービスが多く、初心者でも十分満足できるカードで、基本的に弱点がない魅力的なカードです。
三井住友マスターカードは申し込みをしてから、自宅に届くまでのスピードが速いです。最短3営業日発行なので、平日の月曜日に申し込みをしたとすると、水曜日には手続きが完了し郵送されることになります。
発行までのスピードがここまで早いと、急用でクレジットカードが必要になった場合でも間に合うかもしれません。突然決まった海外旅行や、急な大きい出費に役立ちますね。
カードが第三者により不正利用されていないか、365日24時間モニタリングしています。
モニタリングには、業界最高水準の不正使用検知システムを使用しており、万が一不審なカードの取引があった場合には、その取引をストップさせてカード会員様に電話をして、利用状況の確認を行います。
また、スキミングに対するセキュリティ対策も万全で、ICチップの内部情報を高度に暗号化しているので、安心してカードを使用することができます。
三井住友マスターカードは、補償内容に魅力があります。例えば、家族カードにも補償が付いているという点。一般的なクレジットカードには、本人カードには補償がついているけど家族カードにはないというものも多々あります。三井住友マスターカードは、本人はもちろん家族カードにもさまざまな補償がつきます。
また、ショッピング補償がついているのもうれしいポイント。クレジットカードで購入した商品に万一破損があった場合、購入日から90日以内であれば補償されるサービスです。
海外でクレジットカードを紛失した場合、必ずと言っていいほど悪用されるでしょう。三井住友マスターカードでは、写真入りのカードが作れるため、その可能性が抑えられます。また、盗難や紛失で万が一不正利用がされた場合でも、補償されますので安心です。
三井住友マスターカードのポイント還元率は0.5%(1,000円につき1ワールドポイント=5円相当)。貯まったポイントは、ANAマイレージやギフトカード、楽天ポイントなどに移行することが可能です。また、「ポイントUPモール」というショップサイトを介してお買い物をすれば、最大20倍のポイントを貯めることも可能です。
旅行傷害保険は、「スタンダードカード」か「スタンダードカードAカード」にするかで保険の内容が異なります。「スタンダードAカード」のみに、国内旅行、最高2000万円の傷害保険が適用できるので、国内旅行へ行くことが多い人は「スタンダードAカード」をおススメします。
海外旅行だと、「スタンダードAカード」の場合は、最高2500万円の保険が適用されます。「スタンダードカード」だと最高2000万円の保険が適用されます。
海外旅行傷害保険は、旅費などをクレジットカード決済して、購入することが条件となるので、事前に確認をするようにしましょう。
WAONやPiTaPa、iDなどの電子マネーと組み合わせて、別カードを発行することもできます。iDだけは特別で、一体型のカードが選べるので、全国のコンビニ、スーパー、タクシーなどで幅広く利用できる便利なカードです。
iDは後払い型の電子マネーで、利用代金はクレジットカードの利用代金と合算して支払うことができます。使用できる場所はとても多く便利なので、1つは持っておきたい機能です。
初年度年会費が無料になり、翌年度は前年に一回でも利用があると年会費が無料になります。さらに、万が一の際の会員保障制度もあり、紛失や盗難があっても60日前にさかのぼって補償を受けることができます。
走行する時間帯によっては通行料金が割引になるサービスもあります。高速を走る機会が多い人はぜひ、ETCカードを導入するようにしましょう。
付加サービスだけでも、とてもお得に利用できるマスターカードですが、カードのランクが上がることでサービスの質は更に高まります。
ゴールドカード以上で利用できる、マスターカード独自のサービスを紹介します。旅行や出張で海外へ行く機会が多い人にとっては、嬉しいサービスばかりです。
海外に行く際に、出発先の空港で衣類を預かってもらうことができます。寒い季節に暖かい国へ行くと、防寒着が荷物になってしまいます。クロークサービスを利用することで、このようなストレスからも解放されるのです。
このクロークサービスは、ゴールドカードを持っていなくても利用できますが、マスターゴールドの会員であれば通常料金から、1着につき10%の割引が適用されます。
仕事であれ旅行であれ、帰国時は出発時よりも荷物が増えているものです。お土産を沢山買い込んだせいで、大変な思いをしたことがある人も少なくないでしょう。
空港では、荷物を自宅まで配送してもらうことができます。マスターゴールドカードなら、なんと500円の優待価格で配送することが可能です。
この配送サービスは出発時にも利用可能で、マスターカードのHPから申し込むことで、フライト1週間前~前日に自宅へ荷物を引き取りに来てくれます。預けた荷物は空港で受け取れるので、重いスーツケースを自宅から空港まで持ち運ぶ手間が省けるのです。
海外に行くにあたって、不安の種となるのが携帯電話です。特に仕事で海外に行く場合、現地での電話対応が多くなることが予想されてます。電話の頻度にもよりますが、日本キャリアの携帯電話では高額の通話料が発生する恐れがあります。
そんな時に役立つのがWi-Fiルーター・海外用携帯電話のレンタルです。マスターカードのゴールドランク以上を有している方であれば、Wi-Fiルーターで通信料の15%、携帯電話で通話料金から1,000円の割引が適用されます。
海外でも、料金を気にすることなく携帯電話が使用できるのは、とても心強いサービスでしょう。
クラシックカード(一般カード) | ||
年会費 | 1,250円(初年度無料、学生無料) | |
もっともスタンダードなカード。海外旅行傷害保険は最高2,000万円の利用付帯。 | ||
アミティエカード | ||
年会費 | 1,250円(初年度無料、学生無料) | |
女性専用のクレジットカード。 | ||
クラシックカードA | ||
年会費 | 1,500円(初年度無料、学生は250円) | |
国内旅行傷害保険は最高2,000万円、海外旅行傷害保険は最高2,500万円が利用付帯または自動付帯。 | ||
プラチナカード | ||
年会費 | 50,000円 | |
空港ラウンジの無料利用、国内のホテル・旅館が優待料金で利用になるなど、特典が満載。 最高1億円の旅行傷害保険も付帯。 |
インターネットから申し込みをすると、初年度年会費無料になります。翌年以降も年会費を無料にするには、利用金額を確認する「web明細書」に申し込むと年会費が500円割り引かれます。
さらに、「マイ・ペイすリボコース」に申し込んで、利用をすると翌年度の年会費が無料になります。マイ・ペイすリボコースはリボ払いの申し込みをする必要があるので、利率が高くなります。慎重に考えてから申し込みをするようにしましょう。
初めて海外に行くという方にはオススメ。いろいろなショップで使えますし、ATMで現金を引き出すこともできます。また、海外でカードを紛失したときに、緊急サポートデスクに連絡したらすぐにカードを再発行してもらい助かりました。
クラシックカードを利用しています。三井住友マスターカードは、使い勝手が良いのが一番のポイントでしょう。ネットショップを利用するときも、Tポイントや楽天ポイントなどに移行できるので、とてもありがたいです。
2年目以降は年会費がかかりますが、リボ払いと年1回はカード利用するという条件を満たせば無料になります。ただ、他のカードと比べると「ここで使えばお得」といったサービスが少ないように感じます。ブランド力はありますが、お得感を求める方には物足りないかもしれません。