ゴールド・ダイニング招待日和とは、国内外の提携レストランの所定コースを2名以上で予約すると、1名分が無料で提供されるというサービスです。
予約はウェブサイトから3営業日前ですることができるので、簡単便利。1店舗あたり半年に1回(1年に2回)という利用制限はあるものの、同一店舗を複数回利用するとリピーター特典をうけられるなど、利用価値の高いサービスとなっています。
招待日和はどのように利用するのか、その方法を見ていきましょう。まずは最初にすることは、招待日和の会員登録。
招待日和のサイトにアクセスしたら、「会員ご登録」ボタンを押し、利用規約に同意したら「同意のうえ、申し込む」に進みます。そのまま進んでいくと仮登録メールが届くので、そこから本登録手続きをしてください。手続きが完了したら、会員番号が記載されたメールが届きます。
あとは、利用したレストランの「メール予約」ボタンを押し、必要事項を記載して送信すればOKです。予約が取れれば、予約デスクからその結果がメールで届きますので、これをもって予約完了となります。
招待日和にはいくつかの利用条件ありますので、事前に頭に入れておく必要があります。とくに、利用規約を遵守できないケースでは以後の利用が断られることもあるので、きちんとルールは守りましょう。
【招待日和のおもな利用条件】
これらの利用条件さえクリアすれば、問題なく優待をうけることができます。予約システムさえきちんと理解しておけば、そう難しい条件ではないでしょう。
基本的には上記の利用条件を守っていれば問題ありません。さらに細かい留意事項としては、次のような点があげられますので、参考にしてみてください。
【利用時の留意点】
これらは利用規約にも掲載されているので、詳しくは登録時に確認しておきしましょう。
「ゴールド・ダイニング by 招待日和」は、アメックス・ゴールドカード付帯のサービスですが、JCBザ・クラス付帯の「グルメベネフィット」とは同じ運営会社の「招待日和」がベースです。
また、同様にダイナースの「ダイナースクラブ」、三井住友カードの「プラチナグルメクーポン」も名称こそ違え度サービスは同じ。そのため、多くのレストランが各サービスでかぶってはいるものの、各カード会社が個別に提携しているので他社カードでは利用できません。
ですから、JCBの「グルメベネフィット」会員は、「ゴールド・ダイニング by 招待日和」にしか掲載されていないフレンチレストランを利用することはできないわけです。
そのあたりは、各カード会社によってサービスの特徴があるため、見極めが必要かもしれません。たとえば、JCBは100店舗なのに対し、アメックスは倍の約200店舗と提携。店舗数では差があるものの、JCBのほうは地方都市のレストランを多くカバーしているなどの強みがあります。
また、ダイナースの場合は、2名で1名分が無料になるのは同じですが、さらに6名以上で2名以上がお得になるというサービスを展開。当然、アメックスやJCBでのこのサービスをうけることはできません。
招待日和では全国各地のレストラン・飲食店と提携しており、サービスを利用することができます。北海道から九州まで、その数、200店舗以上。
東京をはじめとして、札幌、仙台、名古屋、京都、大阪、神戸、福岡といった大都市はもちろん、函館や岐阜、金沢、高知といった地方都市まで網羅しており、旅行や出張先でもお得なサービスで料理を楽しむことができます。
以下、どのエリアにどのくらいの提携店舗があるのか、「北海道・東北エリア」「関東エリア」「中部エリア」「北陸エリア」「関西エリア」「中国エリア」「四国エリア」「九州・沖縄エリア」の8つのエリアに分け、紹介していきましょう。
北海道・東北で提携店舗があるのは、札幌・函館・仙台の3都市。札幌に12、函館に1、仙台に2の計15店舗です。
メトロポリタン・東京を抱える関東エリアは最大勢力。東京都内は、銀座・東京駅・日本橋周辺、新橋・赤坂周辺、六本木・麻布・広尾周辺、表参道・渋谷周辺、恵比寿・中目黒・代官山周辺、新宿・市ヶ谷・飯田橋周辺、神田・御茶ノ水周辺、半蔵門・麹町周辺、白金・成城周辺、根津・千駄木周辺、池袋周辺、杉並周辺、吉祥寺・武蔵野周辺、北千住・墨田周辺に99店舗。
東京以外では神奈川に川崎、横浜、横須賀、湘南・鎌倉エリアに7店舗の提携店があるほか、さいたま、千葉にもそれぞれ1店舗ずつ。
合計で107件の提携店舗があります。
中部(東海エリア)は、名古屋を中心に岐阜県・三重県にも提携店舗が広がっています。
名古屋は名駅周辺をはじめ、伏見・丸の内・久屋大通エリア、栄・錦・矢場町・新栄エリア、金山・東別院・鶴舞エリア、今池・千種・池下エリア、覚王山・本山・八事エリアにあわせて13店。岐阜には4店、三重には四日市に1店の計18店舗です。
北陸エリアでは、日本海側の食の都・金沢に4店舗が提携しています。金沢を代表するグルメである寿司店のほか、中華料理の名店が名を連ねているのが特徴です。
食い倒れのまち・大阪、多くの料亭を有する京都がある関西エリアは、関東エリアに次いで提携店舗が多い地域。
京都には、京都駅・祇園・北山・一乗寺・烏丸御池の各エリアで計10店。大阪には梅田・北新地・堂島・北浜のキタに15店、心斎橋・なんばのミナミに3店の計18店。兵庫には神戸の三宮・北野・みなと元町・新神戸にあわせて7店と宝塚に1店。さらに滋賀の大津にも1店があり、合計で37店のレストランを利用できます。
現在、中国地方で招待日和が利用できるレストランがあるのは、広島市と岡山市の2政令都市。岡山に1店、広島に1店の計3店があります。
四国エリアで提携都市があるのは、高知市のみ。得月楼と濱長といった名だたる料亭をはじめとした、3店舗を利用できます。
招待日和が利用できる店舗があるのは、九州・沖縄エリアでは福岡市だけです。
しかし、西中洲の8店をはじめ、博多、中洲川端、桜坂、海の中道の各エリアに3店ずつ、薬院に4店、赤坂に2店、平尾上水に1店の合計27店と、国内有数のグルメタウンだけに提携店舗数は充実しています。内容も、日本料理から焼肉、中華料理、インド料理、スペイン料理、フランス料理、イタリア料理と、実にバラエティ豊かなラインナップなのが特徴です。
入会条件が医師のみであったり、30,000円以上の年会費が必要だったりと、単体で入会しようと思うと敷居の高い招待日和。
しかし。アメックスゴールドカードなら、入会するだけで招待日和の利用権利が付帯します。招待日和の利用だけでも十分、もとがとれますし、もちろん、空港ラウンジの利用や各種サポートなどでアメックスゴールドならでは特典がうけられるほか、ステータスも上昇。
初年度年会費も無料なうえ、消費者金融を利用していたりクレジットローンの残債があったりしなければ、比較的入会難易度が低いのもメリットです。